アクリル板へのUVインクジェット印刷について知りたい

アクリル板へのUVインクジェット印刷について知りたい

・アクリル板へのUVインクジェット印刷(UV-IJP)とは?

UVインクジェット印刷は、デジタルデータをそのままプリンターに読み込ませて直接アクリル板へ印刷する方法です。
UV光の照射により瞬時に硬化し密着する専用インクを使用します。


・アクリル板へのUVインクジェット印刷は何に使われているの?

UVインクジェット印刷は、主にアクリルキーホルダーやアクリルスタンドの印刷に使われております。
様々な絵柄や写真を複数個印刷する際に、非常に優れているのがこのUVインクジェット印刷になります。


・UVインクジェット印刷のメリット・デメリットは?
【メリット】
☞細かいイラストを細部まで再現が可能。
☞シルク印刷では難しい高精細なフルカラー印刷が可能。
☞デジタルデータをそのまま印刷可能であり、版が不要。
☞データを送るだけで印刷ができるので、地域を問わず同じ絵柄を印刷可能。

【デメリット】
☞単色かつ大面積の印刷は不向き。
☞プリンター同士の色出力の個体差があり、複数台を使う場合は補正が必要。
☞インク単体で基材へ密着しないケースがある。

・UVインクジェット印刷のテクニック

① インク単体で密着性が悪い
プライマーを使用して密着性を上げることが可能です。
プリンター付属のプライマーインクを使用するほか、事前にシルク印刷によってプライマー層を塗工した加工板を用いることも可能です。

② 板の表面に汚れが付着する
アルコールを布等に染み込ませ、板表面を清掃することで表面に付着した汚れを清掃することができます。

③ インクの飛び散りが発生する
マスキングを剥離することで静電気を帯びることがあります。
板表面の除電を行うことで解消できます。
印刷機によっては除電機が付属するモデルもあります。
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